ドキュメンタリー映画「いきたひ」〜家族で看取る

 上映スケジュール映画の概要上映を希望される方へ推薦の言葉監督・長谷川ひろ子こうして映画は完成した
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推薦の言葉

 

矢作  

将来の光明が得られる映画

東京大学名誉教授 医学者
矢作直樹

 映画『いきたひ』は、長谷川ひろ子監督が他界された旦那様と協働で作られた力作です。旦那様を自宅で見送られる過程でご家族が一致団結される様から皆様の将来の光明が得られるものと確信いたします。

 


 

東  

本当の自分につながる傾聴映画

聴行庵 住職
東 和空

 この映画の上映会の帰りがけに、ある老人男性からお声がけをいただきました。「人間はチャンスをつかまえる力が大事です。私は60 歳でたばこをやめて、この88 歳になるまで健康になるチャンスをつかみました。そして、今日はこの映画に出会って、老いや死
を納得するチャンスをつかまえたような気がします」。 
 まさにこの映画は、二人称の死を通して一人称の死と生に対して自分自身で何かしら納得できる気づきや考え方を見つけ出すお手伝いをしてくれる「傾聴映画」なのです。
 人間は何人たりとも、我が身の臨終から逃れることはできないものです。ですから、生きている私たちにとって死んでいくことほどの大事件はありません。これを古人は生死の一大事、後生の一大事、臨終の大事とも言いました。しかし、死や老いに「なぜ」と問うても答えはありません。それは人間の都合を超えています。答えがないのが存在の本質です。その灰色を柔らかく受け入れ、無理な答えを求めず、思いどおりにしようと思うことで起こる何かの不安は、死や苦を避けて通ろうとしてきたことにがんばりすぎていたと気づかせてくれるはずです。
 共に老い病むものが、共に悲しむことで癒されるために寄り添い、「いずれは死を迎える者」として先に逝った者を悼み、看取り看取られる社会、聴いて聴いてもらえる生活、助け助けられる人間関係、救い救われる心を広める傾聴映画として、より必要な人に届きますように心より祈念しております。

 


 

宮崎ますみ  

魂同士の繋りが永遠であることを見事に表現

ヒプノセラピスト、エッセースト、女優 
宮崎ますみ

 私は現在ヒプノセラピストとして、心身の不調に悩む方々に寄り添いながら、自己の内に存在する神聖なる領域(潜在意識)とのコミュニケーションを図るお手伝いをさせていただいております。中には末期癌患者さんからのご依頼もあり、ご自宅へ伺ってセッションを行うことも少なくありません。
 セッションの終盤、ある種、自身の死を受け入れていらっしゃる方というのは、必ずと言っていいほど“ 至高のエネルギー” を受け取ります。それはまるで死を間近にしている人にのみ許可された、あちらの世界のエネルギーの享受です。天界へと通じるゲートが開かれ、慈愛と祝福のエネルギーが魂に流れ込むのです。セラピストとして寄り添う私にもそれがありありと感じられるほどで、皆さん「あ~、気持ちいい~」と、恍惚なお顔をされます。
 昔の日本のお産婆さんといわれる人たちは、人の誕生と死に寄り添うシャーマンのような役割を果たしていたそうです。生まれくる時、死にいく時、人生で最も祝福に満ちた大切なこの瞬間を、何故恐怖に呑み込まれなければならないのでしょうか。
 無知から脱却し、魂は永遠であることを知り、生と死がまるで呼吸のようにスムーズなプロセスの通過点であることを、一人でも多くの方に知っていただきたいと切に願っております。
 「いきたひ」を初めて観た時、魂同士の繋りが永遠であることを見事に表現してくれている! と感動しました。観る側のハートを優しく開きながら、死への覚悟、看取る覚悟、生きる覚悟が、揺るぎない愛の光の柱として打ち立てられるようなそんな気がいたしました。

 


 

池川明  

歓喜に包まれて生まれ、歓喜に包まれて旅立つ

池川クリニック 院長
池川明

 人生は、歓喜に包まれて生まれ、歓喜に包まれて旅立つ、たとえると、そのような感じになると思います。
 胎内記憶を調べている産科医として、子供たちからいろいろ聞き取りました。すると、私たちの常識は、必ずしも魂の世界には当てはまらないようなのです。
 あちらの世界が私たちの魂にとっての日常。こちらの世界に来るということはあちらの世界から見ると、この世に死んでいくこと。私たちは、大変な思いをする世界を選んでわざわざ生まれることを決めてきたわけですから、生まれる時には喜びで包まれていたいと思う気持ちがあるということは、どなたも否定はしないでしょう。
 また、こちらの世界からあちらの世界への旅立ちは通常は死んでゆく悲しい現象、と考えますが、あちらの世界から見たら、この世の死はあの世に生まれること。その時に大いなる喜びに包まれてこの世を送り出されて、あちらの世界に迎えてもらいと思いませんか?
 この「いきたひ」という映画は、死は悲しいと感じる現生の感覚と違って、生きていることは素晴らしい、死での別れも素晴らしいと思える映画です。
 こちらの世界に生まれる、あちらの世界に旅立つのは、魂のエネルギーが光(見えないもの)から物質に、物質から光に転換するだけだ、という仕組みをこの映画を通して感じることができれば、私たちの死への畏れは、今私たちがここに生きていること、そして旅立つ人の生きてきた人生への感謝に変わるでしょう。

 


 

shichida  

もう一度観たい!

株式会社しちだ・教育研究所 代表取締役
七田 厚

 私が長谷川ひろ子さんと初めてお会いしたのは、2013 年の7月でした。そのとき、ひろ子さんは、「これから映画を作ろうと思うんです!」とおっしゃっていました。「死」をテーマにした映画と聞いて、私はどんな映画になるのか見当もつきませんでしたが、ひろ子さんの「作りたい!」という熱い思いが伝わって、これは応援しなきゃと思いました。
 それから間もなく撮影が始まり、約1 年半後に映画が完成して、鳥取県米子市で初めての上映会が催されると知り、観に行ってきました。
 長谷川監督による映画「いきたひ」は、衝撃的でもあり、感動的でもありました。そもそも「看取り」という世界を知らなかった私は、数年前に亡くなった父に思いを馳せ、いつかは必ず訪れる、身近な人の「死」について、より深く考えさせられました。そして、観終ってすぐ、もう一度観たい! と思ったのです。

 


 

hagiwara  

日本の死生観に一石を投じてくれています

元国連職員・桜美林大学非常勤講師
萩原孝一

 決して望んではいなかった体験に違いありませんが、「今世では私の魂にとって必要だったシナリオ」と言い切る長谷川ひろ子監督に大拍手です。 少子高齢化、大看護時代に向かう日本の家族のあり方を見直す絶好の映画です。
 「死」は怖いものという伝統的な日本の死生観に一石を投じてくれています。生きることは死ぬこと。死ぬことは生きること。死ぬ日(命日)に究極の楽な世界( 極楽) に行けること。生死の境目があやふやになります。
「チョット一回死んできます!」でイイかも知れません。そんな風に思わせてくれる爽やかな映画です。

 


 

ogikubo  

死の向こうにある生と命をしっかりと見つめる

映画監督
荻久保則男
http://kumanekodo.co.jp/

 ご家族(ソウルメイト)で直面された経験・体験からくる真実感覚のみに貫かれた「生死」から学ばれた尊いメッセージ。 その、血の通った愛のメッセージは、循環する無限のエネルギー=命を賛美し、個人それぞれの尊厳とともにあるべき私たちの生き様、死生観について、改めて想いを巡らせるきっかけを与えてくれます。
 長谷川ご夫妻の共著「いきたひ 生前四十九日」(アートヴィレッジ刊)には、生前の秀夫さんの日記が紹介されています。 「神は私に、世界を変えることも、人々を変えることも、望まれてはいない。 私がすべきことは、神の創造を感謝し、その御業を賞賛することと知った。」 ひろ子監督が上映会に出向く際に必ず現れる、オレンジ色の蝶。そこにいる皆が、秀夫さんが姿を変えてそこにおられる証であると、自然に受
けとめ 微笑みとともに小さな奇跡に目を凝らすのです。 幸せに欠くことのできない「安心」。
 その対極にある不安の象徴である「死」。 秀夫さんが蝶のお姿になって、ひろ子監督と全国をまわり、映画をご覧になる方々の心に安心 を届け続けている奇跡。肉体がこの世からなくなっても、神の創られたこの世界を賞賛し、人々の幸せのために生きることができる。ご夫婦の ソウルメイトとしてのお仕事が映画をご覧になる方々を限りなく優しく癒し続けます。
 普段は目を背けようとしてしまう 死の向こうにある生と命を私たちがしっかりと見つめることができるように。
 長谷川ひろ子監督のご主人、秀夫さんは映画の中で呼吸し、生きておられるのです。

 


 

nagahori  

生死一如(しょうじいちにょ)

育生会横浜病院 院長
長堀 優

 長谷川監督のご主人、秀夫氏は、最後の命の輝きを、在宅の看取りの現場で、ご家族にすべて伝えきって逝かれました。実に鮮やかな旅立ちでした。その光は、長谷川監督のご家族のみならず、映画をご覧になった方すべてにも伝わります。この魂が震えるような感動を周りの人にも味わってほしい、その願いこそが、この映画が次々に上映されていく理由だと思います。
 この映画では、お子様たちが、早くして父を喪うという過酷な運命を、前向きにとらえていく姿も描かれています。人生において避けられぬマイナスの出来事も、考えようによっては、人生を深めるかけがえのない体験となりうるのです。まさに、人生塞翁が馬、です。古くて新しいこの諺が、お子様たちの健気な姿勢を通じ、あらためて胸に刻み込まれます。
 良く生きることイコール良く死ぬこと、つまりは今を充実して幸せに生きることが、悔いなく死ぬことに繋がるのです。生死一如という思いを胸に、人生を輝かせて生き切れば、ご家族からも、“ お疲れ様、楽しかったよ!
 また会おうね! ” の言葉で見送ってもらえることでしょう。あの世に行くのが楽しみになるかもしれません。自分が輝いて生きれば、周りの人も必ず変わります。そうすれば社会も絶対に変わるはずです。
 さらに、さらにこの映画が世に広まってほしい、切に私は願っています、もっとこの社会がやさしくなるためにも。

 

 


ドキュメンタリー映画「いきたひ」

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